緑のエプロンの天使
自分の1日の中の楽しみって考えたときに
コーヒーを飲む時間っていうのがある。
熱いブラックコーヒーを飲みながらほっと一息つく。
この時間が僕にとっては何よりの幸せを感じる瞬間である。
コーヒーって読書にも合うし、勉強にも合う。
バタバタした時間の中でコーヒーを飲む時間はゆっくりと流れる。
社会人になってそれなりの都会からかなりの田舎に赴任してきた僕だけど
世界的に有名なコーヒーショップは
幸いにも田舎にもちゃんと存在してくれていた。
正直なところ、自分が休職して今復帰に向けて頑張っているけれど
それまでにたくさんの迷惑を職場にかけてきて
すごく縮こまってしまう自分がいる。
自分の存在とか受け入れてもらってるんかなぁって疑問に思う。
そうやってごわごわっとしている気持ちを抱えながら
帰りにコーヒー豆を買いにコーヒーショップに寄るわけだけど
もうね、店員さんの天使みたいな笑顔が本当に癒される。
たとえ営業スマイルであったとしても感謝の気持ちをすごく表現してくれる。
それをみて、ああ自分は感謝されているんだなって
なんか自分の存在を認めてくれているようですごく嬉しくなる。
そんな天使みたいな店員さんが挽いてくれたコーヒー豆を
今日も食後に僕は専用のドリッパーでゆっくりとコーヒーを淹れて
1日のほんのちょっぴりの幸せを感じながら飲んでいる。