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自分だけの色さがす日々

今年を振り返って

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今年も残すところあとわずか。

学生から社会人になって初めての年末は

上司の優しさ?によって実家で過ごせすことができそうです。

新入社員が年越しをお休みで実家でゆっくり過ごせるなんて

嬉しい一方で自分の弱さが招いたことでもあると考えています。

社会人になってストレスに耐えられず、軽度のうつ病を発症し

二ヶ月間休職をしてしまいました。

仕方がないと自分を慰める一方で耐えられなかった自分を責めました。

サービスを受ける側から提供する側になり

大きな組織の中で一つの歯車となって動くようになり

これまで自分がごまかしてきたことが、ごまかしの利かない環境になったと考えています。

これまでは自分の嫌だったことから逃げて、自分のなるべく好きな選択をして

そうやってストレスを出来るだけ避けて生きてきたように思います。

思えばこれまでに経験してきた挫折は全て自分の甘えや耐えられなかったことによって

途中で投げ出してしまった結果によるものだと感じています。

それでも自分なりに工夫してうまく立ち回って何とかここまで生きてきました。

そんな自分が就職活動もうまく立ち回ってうまく内定をもらって

そうやって入った会社で、いつまでも学生気分が抜けず

様々なストレスに耐えられず会社を休んだり、体調に変調をきたしたり

選択することができないから、嫌なことをやり続けなくてはならない環境に苦しんで

仕事をする意義ってなんだろうとか、やりがいや生きがいってなんだろうとか

自分がやりたいことがやれない環境にいることに耐えられなくなって

愚直に今の仕事を一生懸命やれなかったことについて

今年は本当に反省ばかりの一年となりました。

周りは優しく、仕方がないと励ましてくれました。

もちろん、そういった面によって自分が休職しなくてはならなくなったこともあると思います。

でもそれによって仕事を放棄してしまった事実については

これからもやりたくないことをやらざる負えないことの方が多い人生の中で

見て見ぬふりはできません。なぜ耐えられなかったのだと。

ちゃんとした診断書をもらい、病気として認められたことではあるけれど

これまでいい加減に生きてきたツケがきたとも思っています。

社会人は甘くないです。お金を稼ぐってことは簡単じゃない。

休んでみて分かったことがたくさんあります。

生きていくために高尚なことだけを考えちゃだめだと

先のことばかり考えて悩むんじゃなくて

まず今日を、その次は明日を、まずは1日をどう乗り切るか

いろんなことを考える前にまず目の前のことをどう乗り切っていくか

仕事があり、お金がもらえることの有り難さを

すごく根本的ではあるけれどその当たり前のようで当たり前じゃない幸せを

感じることが大切だと、身をもって実感することができました。

休職してどんどんお金がなくなっていって

このままだと食べることにも困ってしまうとか

お金を得るためにつべこべいってらんないなと感じることができました。

無償で何かをすることに抵抗を感じたり、サービス残業なんて信じられないとか

本当に甘ちゃんな自分が浮き彫りになった一年でした。

いろんな壁を乗り越えることなく逃げて逃げた一年でした。

来年はそういった自分の弱さに打ち勝ちたい。

甘ちゃんな自分を叱咤して生きるために必死で働きたい。

逃げる前に戦いたい。ちゃんとあがいて苦しんで

泣いて、胃を痛くして、それでもなんとか乗り越えて強くなって成長したい。

周りの優しさに甘えてばかりじゃなくて

面倒なこと、やりたくないこと、こわいこと

そういったことから目をそむけないで生きていきたい。

そういった一年を目指したい。そうやって人生を積み重ねていきたい。

うまくまとめることができませんがそんな来年にしたいと思っています。

 

それでは、良いお年を。